ANNUAL EXHIBITION 2023 KYOTO CITY UNIVERSITY OF ARTS

2024.2.7wed -2.11sun 10:00-18:00

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学生インタビュー

好本 陽香 Haruka Yoshimoto

ビジュアル・デザイン

まず最初に自己紹介からお願いします。

はい、デザイン科のビジュアル・デザイン専攻の好本陽香です。4回生です。

ありがとうございます。普段はどんな制作をされてますか?

普段はビジュアルデザインなので、視覚を伴うデザインを中心に制作しています。ポスターだったり、タイポグラフィだったり、グラフィカルな制作をしている人が多いんですけど、私はどちらかというと、そういうのもやりながら立体の作品なども作ったりしています。

立体ですか。例えばどういう……?

絵本ってあるじゃないですか。絵本って紙の上に物語が描かれていて、ページを捲ることで進んでいくみたいな、昔ながらのものがあると思うんですけど、紙を捲る以外の方法で絵本を表現できたら面白いんじゃないかなって思って。
ドールハウスの一つの部屋が1ページで、次の部屋に進めていくとその物語のページが進んでいくのとリンクしてどんどん家の中で行われている物語が進んでいく、みたいなものをどうにか目線を誘導しながら表現できたら面白いかなと思っています。

今作ってらっしゃるその一つの部屋の中が一ページになっているんですか?

そうです。平面から飛び越えて考えていけないだろうかっていう表現方法や、どう見てもらえるか、どんな効果があるかを授業などで勉強して探りながら表現しているんですけど。その延長みたいな感じで、どこを立体にしてどこを平面にしたらいいか、話の中で強調したいところをどう表現したら一番伝わるか、感情を動かせるかみたいなのを実験しつつ、面白いものができたらなという感じでやってます。

こちらの作品、お家の形にしようと思った理由は?

この話が、とある子供が自分の家で寝ている時に毎回夢の中で行く場所があって、そこでの冒険をお話にしてるんですけど。人って寝てる時、夢を見ていろんな場所や世界に飛び回ってる感覚があっても、それは家の中で行われてる話で、小さな家の中の空間だけど逆にいえばいろんなとこに飛んだり自分の想像力や経験が重なっていて。自分の頭で冒険することが、対比っていうか、家の中で行われてる出来事だけど、いろんな世界にばあって広がっていけることが日常的に面白くていいなって思ってて、それで家の中で行われてる話っていうのを強調したくて、視覚的に家と物語性みたいなものがクロスするモチーフってなんだろうって思った時に、ドールハウスだなって直感的に思って、それでモチーフとして選んで制作しようと思いました。

なるほど。このドールハウスに、視覚情報としてのデザイン要素を組み込んでるんでしょうか。

そうなんです。タイポグラフィの授業があるんですけど、そこでただ普通に文字を伝えるっていうものだけでも色とか形とか質感とかで伝えられる情報っていうのがものすごい変わってくるんですよ。それがすごい面白くて、ちょっとその考えみたいなものを取り入れつつ、ってかんじですね。
今回の作品でも、例えば覗き込んでしか見えなかったり、一部だけ効果音が浮き出てたり、文字自身がロープとか草とかで吊られてたら文字から受ける印象ごと変わったりするのがすごい面白いなと思ってます。
ビジュアルデザイン自体が、今度総合デザインになるだけあって、すごい幅広く学べる場所で、やりたいこと以上の表現を応援してくれるというか、勉強できる場所なので、変わったことをできたらなって思って。

話は変わるんですけど、新しいキャンパスに移転してきてどうですか?

ビジュアル・デザイン専攻って今までコロナでたての繋がりってのがあまり無くて、他の学年の先輩だったり後輩だったりが何を作ってるのかとかどういうことされてるのかっていうのが、前の沓掛校舎だとちっちゃい部屋にみんな入ってる感じだったので全く何やってるかわからなくて……。
移転してワンフロアになったので他の人が制作している状況が見れるし、ふらっと学校来た時に自分しかいなくて悲しい、みたいなのがないのがすごいって思って(笑)。ビジュアルだけじゃ無くて環境とプロダクトも一緒くたに入ってるので、やっと大学らしいなっていう感じがして私はすごい好印象を持っています。
結構人が多いのもですし、談笑できるスペースもあって。

モチベが上がってきてる?

そうですね。学校に通う頻度は沓掛校舎とそんなに変わってないんですけど、人が多くなったのがすごい嬉しくて!あ…誰もいない!みたいなことよくあったんで…!笑

沓掛…誰もいない時ありましたね〜。

そうなんですよね、でもコロナ禍っていうのは大きかったと思いますよ!
オンラインでできることはオンラインでいいじゃんっていうスタンスで3年間きちゃってたので…、それでもオンライン以上の価値は対面にあるよっていうのが再認識できるのは、この新しい校舎のいいとこだなと思います。あと交通の便がすごくいいです。

通いやすくなりました?

めっちゃ通いやすくなりましたもう〜!(笑) いい立地だと思います。

他の地区とかもう行かれました?A地区とかC地区とか。 

全部回りました。図書館からいろんなとこまで!エンジョイしてます。
図書館がすごいいいですよね、勉強スペースとかもあって、吹き抜けで開放感あって。

好きなところとかありますか?

 A地区のA棟とD棟の間に2階半まで上がれる階段があるじゃないですか。京都駅から来て最初に見える階段を登った先の十字路みたいなところの東側に螺旋階段の横にある階段があって、あそこが夕方ぐらいに行くと空がすごい綺麗に見えて、あそこすごいいいなって歩いてるときに思いました。

いいですね、また行ってみます! ありがとうございました!


  • インタビュアー若野 桜子
  • カメラマン大谷 花